雛と私
拝啓
この度は素敵なおひな様を作って頂き、本当にありがとうございました。2月には少し早めのお節句をし、両祖父母も集り皆で楽しくお祝いをしました。 飾り付けられたお人形を見て1歳の娘も何となく自分のお人形だと分かるのか「わあ!」と手を上げていました。
昨年からお人形選びには「百葉(ももは)」という名前にちなみ若葉から紅葉までの葉っぱの色が全て入り、美しく調和している衣装のお人形をと考えておりました。 春に芽吹き秋に散りゆくまで、季節ごとの美しさで私たちの目を楽しませてくれる葉っぱのように、様々な変化を受け入れその時その時を精一杯に輝く人生を娘には歩んでほしいと願っております。
このように親の想いを込めた一生のお守りを娘に授ける事ができますのも、たくみ人形様の高度な技術とあふれる愛情によって作られたお人形だからこそと心から感謝しております。 本当に良い出会いを頂きました事をとても嬉しく思っています。どうぞこれからも末永くよろしくお願い致します。
敬具