慶雲｜ギャラリー｜立ち雛｜京都の雛人形・五月人形専門店・京都西陣の京ひな人形工房「巧(たくみ)人形」

男雛

黄櫨染kourozen桐竹鳳凰麒麟紋　極上T-T-4

天皇だけが着ることを許される絶対禁色の桐竹鳳凰麒麟文黄櫨染（きりたけほうおうきりんもんこうろぜん）のお衣裳です。世の中が平和な時には天から鳳凰が舞い降りてきて桐の木に棲み竹の実をついばむ、という故事に由来しています。桐竹鳳凰麒麟文様が浮かび上がるよう、あえて地色と文様部分の色糸を変えて別誂えした裂地を使っていますので、別格な印象が際立っている男雛です。

女雛

生成色kinariiro小葵地向い松喰い鶴T-H-5

立雛は雛人形の原形と言われています。令和御大礼の際に雅子さまが着用された十二単を再現しました。唐衣の文様は小葵地向松喰鶴（こあおいじむかいまつくいづる）、表着（うわぎ）は三重菱地浜茄子（みえびしはまなす）文様です。お祝いに相応しい格式高いお衣裳です。極上の織物だからこそ再現できた精緻さをまじかでご覧頂きたいと思います。赤い毛氈（もうせん）には魔除けの意味があります。