ギャラリー
TS-01祥雲 - syoun -
男雛
本紫地honmurasakizi幸い菱T-T-1
立雛は雛人形の原形といわれています。人としての立ち姿を人形として自然なかたちで表現するのは難しく、人形師としての美的センスや技術が最も試されるところです。男雛は凛々しく毅然とした姿で左足を半歩ほど前に出し、女雛と自然に寄り添う情景をご鑑賞いただきます。幸菱(さいわいびし)は幸せを象徴する縁起の良い文様で、お色は華やかでありながら凛々しく紫系を縹(はなだ)色に近づけたようなきれいな色です。女雛に合わせて別染めした別格の男雛です。
女雛
深緋色kokiake三重襷地向かい蝶T-H-1
女雛は右足を半歩ほど前に出し、お顔を少し男雛の方に傾げていることで京人形本来の趣や表情を味わって頂きたいと思います。他のどの男雛と合わせてみてもやっぱりこの組み合わせが一番!となる唯一無二の女雛です。良縁を願う親御さまの願いをかたちにした、いつまでも愛でていたい美しいお雛さまです。向蝶(むかいちょう)は二頭の蝶々が向かい合わせになっていて、美しさやめでたさを表す縁起のいい文様です。赤い毛氈(もうせん)には魔除けの意味があります。
飾り
【セット内容・寸法】
120×45×54㎝(間口×奥行×高さ)
- 男雛
- 30×24×32.5㎝
- 女雛
- 30×24×29㎝
- 燭台
- 5.5×5.5×28cm
- 屏風
- 金箔押に絹張本仕立て屏風
120×15×54cm(収納時 8×25.5×54cm) - 毛氈
- 140×100cm(お写真の毛氈とは仕様が異なります)