工房便り
寒いです!
寒がりの私には、つらい季節がやって
きます。
けど、京都の冬はまだまだ
こんなもんじゃ~ありません。
ここ何日かは、工房の前のイチョウの
木の葉っぱが一斉に散り始め、
毎朝、落ち葉と格闘しています笑
さて、今日は奥の深い京都の話の第二弾!
うちの工房から歩いて5分位の所に
「千本釈迦堂」というお寺があります。
明日とあさっては「大根焚き」(だいこだき)
の日で、大根の炊いたんをいただいて
「中風除け」のご利益をもらおうと、毎年
たくさんのお年寄りがお参りしはります。
その釈迦堂さんにまつわるお話です。
おかめ像・・・
鎌倉時代、釈迦堂の本堂建立
を任された有名な大工の棟梁は、
大事な柱を短く切ってしまい
困り果てていました。
それを見かねた妻の「阿亀(おかめ)さん」は
智恵と機転で夫の窮地を救ったのですが、
そのことが世間に知れては夫の名誉に
かかわると、自らの命を絶ったのです。
ご主人の棟梁は嘆き悲しみ、釈迦堂の
上棟式で御幣に妻の面をつけ、冥福と
本堂の無事完成を祈ったということです。
京都では今でも上棟式の時、
火災除け・家内安全を祈って、
おかめの面の付いた上棟御幣が
使われますけど、こんなところにその所以が
あったんですね~
いや~ほんまに
京都は年中奥が深いですゥ^^
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長女の誕生日のお祝いに、泉仙さんで仕出しを
お願いしました。
風邪気味の娘は、鼻が詰まって味がよくわからないらしい(^-^;笑
いずれにせよ、いくつになっても誕生日はめでたいものだ!!!
**Happy Birthday To Yui 💖**
そのあとは恒例のBirthdaysong の大合唱♬♪笑
今年も家族揃ってお祝いできるしあわせ。
「お誕生日おめでとう!」
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日々、お客さまとの出会いを楽しむ女将です。
ご来店いただくお客様へ、、、
大胆かつ、思い切ったお願いがあります。
工房のホームページにあります、
「お雛さまの美しい佇まいを作る」と「京ひな人形へのこだわり」
のページを必ずご一読いただいてからご来店いただきたく、
と申しますか、、、
「必ず隅から隅までご一読いただいてからしかご来店いただけません。」
(うわぁー、思い切って言うてしもた(^-^;)
という、大胆なお願いをする理由。
毎年、
「毎週、何軒もお人形屋さん巡りして、疲れてしもた~」
「もう、何を基準にして雛人形を選んだらいいのか、わからへん、、」
というお客様のお声を耳にすることが多く、
雛人形選びが難行苦行になってしまっているという現実。
お嬢ちゃんのせっかくの初節句をお祝いするお雛さま選びなんですから、
もっと楽しく効率よく、
雛人形選びをしていただくために、
あえて思い切ったお願いをさせていただきます。
「隅から隅までご一読いただいてからしかご来店いただけません。」
必ず「雛人形の選び方」の参考にしていただけますよ!!
どうか、「お雛さま選びも楽しい思い出になりますように。。。」
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お雛さまをお届けさせていただいたお客様から毎年、
可愛いお写真と暖かなお手紙をいただきます。
たくさんのお客様が、
「うわぁ、この子かっわいい!!」とか、
「こういう風に飾ったらいいんやね~」とか、
「Y,Kちゃんとおんなじお雛さまがいいんです。」とか、
お雛さま選びの参考にしてくださいます。
今年もたくさんの笑顔に元気をいただきました。
これからもひたむきに正直に、やさしい気持ちで、
お雛さま作りに励みます。
皆さまにはお手数をおかけし、本当に感謝です!
早速ホームページ上に掲載させていただきました。
秋深まる京都からお送りする、女将の直伝シリーズ其の四・・・
「有職雛」とは?
皆さま、こんにちは。
またまた女将の奥の深~い直伝シリーズです。
今回は、人形業界でやたら頻繁に使われる「有職雛」とは、一体何ぞや??
という疑問にお答えいたします。
先ず、「有職雛」は「ゆうそくびな」と読みます。
「有職」とは、公家社会のさまざまな決まり事を指す言葉で、
「有職雛」は、お公家さんの着る装束を正しく考証して
作られた雛人形のことをいいます。
お公家さんたちの装束は、身分や年齢、季節によって違うので、
これに合わせて裂(きれ)を選び、雛人形の背丈に合った文様を
人形用に別織りにして衣装に仕立てます。
「有職雛」の男雛は公式な儀式で着用される衣冠束帯(いかんそくたい)、
女雛は十二単(じゅうにひとえ)を着用していることが多いです。
いかがでしょうか、今回は単純明快な答えに
さぞかしご満足いただけたことでしょう笑
女将の直伝シリーズ、まだまだ続きますよう~
次回もどうぞお楽しみに!!
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今日の京都は台風21号の影響で雨降り。
時代祭も中止になってしまいました。
そんな中、京都迎賓館では秋の特別展示が行われているということで
雨にも負けず風にも負けず、警報にも負けず、行ってきましたよ!
素晴らしい数寄屋造りの建物のまわりの広大な池が
お庭と建物に溶け合うように配置されています。
(雨で画像が暗いですね。。。汗)
秋の特別展示「有職(ゆうそく)織物の典雅なしつらえ」。
人間国宝 「喜多川俵二」作の有職織物が
迎賓館の「聚楽(じゅらく)の間」、「夕映えの間」、「藤の間」、
「桐の間」に展示されています。
風合いや質感がとても素晴らしく、「きれいやなぁ~~」と
只々、ため息の連続。
主人は、
「十二単の表着(うわぎ)の仕立ての
ふき(裏地を表に折り返して、表から少し見えるように仕立てた部分)
がきれいに出てたなぁ~」
と言うので、
「さすが、プロ目線!」と感心したわたしでした。
台風にも負けず、行ってよかった~~。
ウォーキングしていると金木犀のええ香りが漂ってきます。
どこのお家の木かいな・・・とあたりを見回してみると
「ここですよ」とばかりに山吹色のお花をいっぱいつけた
金木犀が立っています。
もうしばらくは楽しませてもらえそうですね!
今、工房では新しいおひなさまの製作中。
もうすぐお披露目できる予定です。
ここ何年かずっと作りたかったのですが
時間に追われてなかなかじっくり新しいおひなさまに
取り組むことが難しいて先延ばしになってきてたんですけど
今年はやっとお披露目できそうです。
かわいいですよ!お楽しみに・・・
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