工房便り

西陣からの便り
2019年10月22日

今日はいよいよ待ちに待った「即位礼正殿の儀」。

たかみくら

皇太后雅子さまの十二単のお衣裳が今日まで一切㊙ということで
本日の即位礼まで全く知る術がなかったのです。

京都のどの織屋さんに聞いても「まだわからしませんねん汗」
という返事が返ってくるばかり。。。

御帳台の帳が開いたその時、私の目は雅子さまの十二単に釘付け。
今日やっとそのお衣裳を目の当たりにすることができました♡

新雅子さま

平成の「即位の礼」で上皇后美智子さまが着用された
お色目と逆パターンのお色目。

美智子さん

「お雛さまみたいです。」
とか、
チェコから来た女性は
「日本の伝統衣装の素晴らしさに改めて興味を持ちました!」
と言うたはりました。

即位の礼のおかげで「十二単来た~~」
お電話での問い合わせも頂きました!
影響力大なり!

テレビで見る限り、
唐衣:立湧地向鶴文様(萌黄)
表着:四花菱浜茄子文様(紫紺)
のようにお見受けしました。(あくまで女将予想)

明日から早速「令和 御大礼雛」の下ごしらえにとりかかれます。

それにしても儀式の始まる13時には、
あれだけ降ってた雨がぴたりと止んで
晴れ間が見えてきたのにはびっくり!

虹もかかっていたとか、、、

「やっぱり日本には八百万の神さまがいてはる!」
と確信したわたしでした。

天照大神さま~~笑

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。