工房便り
西陣からの便り
2019年07月03日
もうすぐ七夕。
五節句のうちの、七夕(しちせき)です。
昔の人は季節の変わり目に悪い邪気が入って来ると考え
季節の食べ物をお供えしたり、
又、お香を焚いて詩歌を楽しんだり
技芸の上達を願ったりしました。
禊(みそぎ)をして厄を祓う、
という平安時代からの習わしです。
現在では、五色の短冊に願い事を書いて笹につるしますが、
笹や竹には昔から不思議な力があるといわれてきました。
神聖な植物ですのでそこに神を宿すことができる、とも言われています。
工房でも七夕のお飾りをしてみました。
お雛さまは織姫と彦星に見立てた白いお衣裳で。。。
五色の紐で結わえた和紙の重ねのお色目も
気品があってすてきでしょ!(って、自画自賛)
星に見立てたトンボ玉が涼し気。
工房のショーウィンドウにお飾りしてるさかい、
七夕気分を味わってくれはったら嬉しいです。
今年天の川みえるかなぁ、、、
<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>