工房便り

西陣からの便り
2018年12月15日

今日は朝からおひさまが出ていましたが

お昼からはまた、曇ってきました。

京都特有の北山しぐれ。

晴れてたと思ったら急に小雨が降り出す、典型的な冬の空です。

おひなさまのお飾りに左近の桜、右近の橘が

ありますが、これは京都御所の紫宸殿の中庭にある

桜と橘のお花を模したものです。

建物から見て左に佐近衛府(さこんえふ)、右に

右近衛府(うこんえふ)という武官が並ぶことに由来

してるらしいです。

794年の平安遷都の際には桜ではなく、梅だったらしく、

仁明天皇の時代に桜にかえられたらしいですよ。

知らんかったわ~^^

形や香りの優れた桜だけが選ばれて

守り育てられていくんです。

ちなみに東京の皇居の中庭には桜と橘ではなく

白梅が1本、紅梅が5本植えられてるそうです。

知らんかったわ~^^

又一つ賢うなりました!!

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。