工房便り

西陣からの便り
2017年06月28日

今日の京都は梅雨らしい恵みの雨。

今年もご近所のおばあちゃんに、何度も紫陽花をいただきました。
通りがかった私を見つけると
「紫陽花持ってく?」
と聞いてくださる。

「わぁ、うれしい!いつもありがとうございます。
お花があると、お家の中が華やぎます!」
というと、
お庭の紫陽花をパチンと切って手渡してくださる。

いつもにこにこ、お話のされ方がとっても優しくて
品のいいおばあちゃん、90歳ですって。
わたしの中の「紫陽花のおばあちゃん。」

ajisai2

「はい、どうぞ、おたふくさんよ。」
と言って昨日くださったオタフクアジサイ。

小さいお花の先がくるんとカールしてとってもかわいい。
一気にダイニングテーブルの上が華やぎました。

紫陽花のおばあちゃんみたいな
おばあちゃんになりたいな。。。

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。