桃の節句(上巳の節句)について
雛祭りの歴史は古く
古代中国にまで遡ります。
① 雛まつりは、古代中国の旧暦三月の最初の巳の日に
水辺に出て穢れや災いを祓う行事が起源と考えられている。
② それが日本でも「上巳(じょうし)の節句」として
三月三日に行われるようになり、
平安時代には宮廷の年中行事として定着した。
③ 又、民俗信仰として、息を吹きかけたり肌身にすりつけて
自分の罪や穢れを人形(ひとがた)に移し、
川に流す風習も古代からあった。
④ これとは別に「源氏物語」などの文学作品では
幼い子供たちの遊びに使った人形を「ひいな」と呼んでいる。
まとめ:これら四つの風習が三月三日に雛人形を飾って
子供の健やかな成長を祈る行事=雛祭りになった、
と考えられています。
江戸時代になると次第に雛祭りが盛んになっていきました。
現在見られるような雛祭りの形式は、江戸時代の初期に
できた、ということです。
旧暦の節句4月になると桃の花が咲くこと、
又、桃は邪気を払う魔除けの木であるから桃の節句と言われています。
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