工房便り
西陣からの便り
2018年12月01日
うちの工房は京都の西陣にあります。
工房の前の千本通りは、かつて平安京の
メインストリート朱雀大路(すざくおおじ)やった
通りで平安時代の都の中心でした。
この辺りを、十二単衣や束帯姿の
大宮人が、輿や牛車に乗ったり、歩いたり
したはったんかと思うと、なんとも雅ですね~
今は、千本通りをずっと東に行った烏丸通が
メインストリートになってしまいましたけど、
西陣は今もずっと織物の町として生き続けて
います。通りを一本入ると普通のおいえの
中から、織物を織ったはる音が聞こえてきます。
織物屋さんもいっぱいあります。
大黒町辺り 風情のある石畳の道です。
うちのおひなさんにも、当然西陣織をつかいますから
場所柄、ええ織物にめぐりあわせてもらえる機会が多く
ほんまに恵まれた環境やと思てます。
ありがたいことです!
「お世話になってる織物屋さんの、色糸の入った棚」
あんまりきれいやったし、お願いして撮らせてもらいました。
きっと、100色以上あるんとちがいますか・・・・
こういう糸が複雑にたて・よこ組み合わさって
素晴らしい織物ができあがるんですねぇ
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