工房便り
西陣からの便り
2018年11月18日
今から15年前、わたしは腰を痛めたのが
すっきりせず、4ヶ月間寝込んだ時期が
あります。
お医者さんによって言わはることがいろ
いろで、結局だんだんこじれてあちこち
痛なって、起きられへんようになったんです。
なかには、「手術しなあかん」て言わはる
お医者さんもいはって、あの時はほんまに
悩みました。
家事もろくにできず、ほとんど寝たきり
でした。
長男は、大学から早く帰ってきては
買い物しに行ってくれたり、主人の仕事を
手伝ったり、ほんまにいろいろ助けて
くれました。
ちょっと調子がよくなりだしても先が見
えへんし、又具合悪なっては不安
になって、の繰り返しでした。
そんな時、わたしが又具合悪くて、暗~く
落ち込んで寝込んでいると、長男が私の好きな
平井堅のCDを持ってきてコンパクトプレイヤー
で、枕元で聞かしてくれたんです。
「これ聞いて元気出し!」
うれしかったですよ~今でもその曲聴くと
その時のことを鮮明に思い出します。
親いうもんは、子供のそうしたちょっとした
さりげない優しさが身にしみてうれしい時
があるもんです!
その長男は今、東京で働いています!
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