工房便り

西陣からの便り
2010年03月11日

外は真冬に逆戻りしたような寒さですが、

和歌山県の桃の産地のビニールハウスの中で

桃の花が満開になっている写真が新聞に

載っていました。

露地物よりも1ヶ月位早く咲くそうです。

桃色はピンク色とは又違って、濃くてかわいい

色ですよね。 おひなさまにぴったり!

長女が通っていた中学校の校長先生が今年の

3月で定年を迎えられ、退職されるという記事が

京都新聞におっきく出ていました。

長女は、

「T校長、いはらへんようになるんかぁ~

会いに行っとかんとあかん・・・」

生徒達からすごく慕われたはった校長先生ですから

今頃ぎょうさんの元生徒達が別れを惜しみに

行ってることやと思います。

校長先生が生徒から慕われるって、ちょっと珍しいと

思いませんか?

T先生はほんまに心のあったかい、生徒の心を

大切にされる、素晴らしい先生でした。

普段あんまり目立たへんような生徒や

ちょっとやんちゃな生徒ほどしっかり見て、いいところを

いっぱい見つけていっぱい褒める・・・

笑い皺で顔をくしゃくしゃにしていつもにこにこしたはった

なぁ~

そやから、他の先生方も皆さん熱い先生ばかりでした。

長女が「中学校の先生になりたい!」と思うようになったのも

そういった先生方の影響なんですよ!

「そういうたら最近、熱い心忘れてるわぁ~」

近頃、色々な雑音が耳に入り、進路に悩む長女は

忘れかけていた中学生の頃の純粋な気持ちを再確認

する為、T先生に会いに行くつもりのようです。

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雛人形 五月人形は 京都 西陣 たくみ人形

願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
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