工房便り

西陣からの便り
2013年01月10日

今から 20年くらい前までは、七段飾りを

希望されるお客様もまだたくさんいはりました。

お殿さま、お姫さま、3人官女、五人囃子、隋臣、仕丁・・・
七段飾りというと、お人形が全部で15人いはります。
昔は徹夜で制作したもんです。

でも今は、住宅事情や、生活スタイルの変化で
極端に 少なくなり 平飾りか、せいぜい三段飾りを希望
しはるお客様がほとんどです。

ただいま工房では 三人官女がお客様をお出迎え。
「ようこそ、おじゃらはりました!」

今にも お話 しはりそうな表情の 官女さんたちです。
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願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。