工房便り

西陣からの便り
2013年12月03日

今日も お雛さまの見方の 其の三・・・「単体で見る。」

雛人形を選ぼうと お人形屋さんに行くと、
何をどうみたらいいのかわからずに、ついつい、
きらびやかな飾り台や屏風、毛氈の刺繍、菱餅やら三宝など 
いわゆる付属品の豪華さに目を奪われてしまう方も
多いかもしれませんね。。

でも、主役は・・・お人形です。

主役のお人形を 「単体で見る。」 
ということは、
雛人形を選ぶ上で とても大事なことです。

ほんまにいいお人形は、それだけで見た時、
存在感があって きれいで 特別の趣があります。

そのきれいさや趣を なお一層 際立たせるためにも、
付属品があると ごちゃごちゃして、邪魔な感じがするのです。
反対に、粗悪な作りのお人形ほど、付属品がなかったら、
寂しくて貧相で見られません!

この違い、わかりますかぁ~~?
実際に ご自分の目で確かめはったら おもしろいですよ~

 「何をどう見たらいいのか、わからへんわ!」
と思ってたあなたも、
今日から 雛人形の見方が変わること間違いなし!

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願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。