工房便り

西陣からの便り
2014年12月04日
今日の京都は、朝から快晴。

スカーッと気持ちのいい青空です。

お布団干して、枕も干して、

ベランダから見える紅葉を眺めながら、

「あぁ、京都に住んでて良かった。」
を実感しているわ・た・し(うふ!)。

明日からの3連休の人出を予感させる、そんな日和です。
さて、今日からはじまる

「 ものづくりを支える 」

シリーズ 其の一・・・「手に馴染んだ道具」。

工房の職人たちの机の上には、

同じ用途でも、ひとりひとり 使い慣れた形や

大きさがあって、使いやすくカスタマイズされた

道具たちが並んでいます。

道具
例えば、右上のくねっとした 個性たっぷりの道具、

いったい何に使うの???って・・・!

着付けの仕上げの段階で、指の入らないような、

見えない奥まったところに綿を入れ

形を整えるために なくてはならない道具の一つなんです。

いわば、マジックフィンガー。。。笑

手作りのmy道具です!

自分の指の感覚として使えるよう、針金を微妙な角度に微調整しながら

使うんですよ。

針金の先と角度だけを頼りに作業をすすめる、一番時間のかかる

工程です。

使い込まれて手に馴染んだ道具は、

「繊細な手仕事を支える相棒」

といったところですね!

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願いのままにかたちをつくる「お誂え専門の京ひな人形工房」です。私たちはおひとりおひとりのお客さまの想いをお聞きしてから、お雛さまをつくり始めます。
どんな願いを込めたものにしたいのか、どんな想いがそこにあるのか。京都西陣にある、昔ながらのひな人形工房に、お客さまの声をどうぞお聞かせください。